ネーミングで売上UP「USUI-TA(ウスイータ)」



ネーミングで売れた商品といえば「ほぼカニ」、本格派のカニ風味かまぼこです。美味しかった~(*´▽`*)

住宅建材でもネーミングで売上UPしたといわれるのが「USUI-TA(ウスイータ)」
最初は「WPBリフォームフロアー」という名前で販売されていた商品でしたが、改名してから問い合わせが増えたんだそうですよ。

 

「USUI-TA(ウスイータ)」とは

「USUI-TA(ウスイータ)※耐熱タイプ」は、床暖房の上からでも貼れるフローリングです。

私の自宅に床暖房が付いているんですが、10年以上が経ってくると、床暖房に問題がなくても床の汚れやキズが目立つようになり、リフォームしたいなぁ、って思います。
でも、一般的に、フローリングだけを取替える工事は困難とされています。

なぜか?
床暖房の上に施工してあるフローリングは、接着剤で貼り付けられていることがほとんど。
床暖房マットとフローリングは、接着剤でくっ付いているので、フローリングだけ綺麗に剥がすというのはかなり難しいのです。

フローリングを剥がす際、床暖房マットを破損させてしまう場合が多いので、床暖房付きの物件のフローリング張替えを相談頂いた際は、「なるべく気をつけて剥がしますが、破損してしまう場合もあり、交換も覚悟して下さい」と承諾いただいての工事になります。
万一の場合、床暖房とフローリングの両方を交換する必要があるため、コストが高くなってしまいます。

 

そこで代替案となるのが、、、
 

既存のフローリングを剥がさずにその上に床材を貼るという施工方法。
これなら床暖房マットを破損させる心配がありません。

ただし、一般的な上貼り用床材では、床暖房の熱が十分に伝わらないという問題があります。
この問題に対応する床材が、熱伝導率の高い(熱が伝わりやすい)床材となります。
注)とはいえ重ね貼りですので多少の熱伝導率は下がるのも実際のところかと。

 

USUI-TA(ウスイータ)の特徴は薄さ=「厚さ1.5mm」

床暖房の上からでも貼れるフローリングはこれまでも在りました。

ナオスフローリング(ナオス・テック株式会社)
厚さ3mm

 

サーモプラス(ダイケン)
厚さ3.5mm

 

床材の厚さが問題となるのは、上貼りしてもドアの開閉時に干渉しない薄さかどうか。
仮にドアと床のすき間が3㎜の場合だと、ドアの下部をカットしないと開閉ができません。
USUI-TA(ウスイータ)の「厚さ1.5mm」ってかなり薄いです。

 

逆に薄さはデメリットにならないか

はたして「薄ければ=良い」なのか、必ずしもそうではないと思います。
床暖房対応フローリングは、上から衝撃にも強く、下からの発熱に耐える床材であることも必須条件です。
ここでは「USUI-TA(ウスイータ)最高!」って言いたいんじゃなくて、2021年こんな商品も生まれました、って話です。

パナソニックのUSUI-TA(ウスイータ)紹介では、強度についても説明されています。

■USUI-TA(ウスイータ)の基材はWPB(ウッドプラスチックボード)

パナソニック独自の新素材。
リサイクルされた樹脂と木粉を原材料として、薄いシート状に加工した木質系プラスチックボードのことです。
わずか1.5mmの薄さでも、凹みや擦り傷に強い素材です。

https://materialpedia.net/html/user_data/pdf/DIGI0929_pdf_1.pdf

USUI-TA(ウスイータ)には非耐熱タイプと耐熱タイプがありますので、床暖房対応は耐熱タイプとなります。

選択肢が広がるって良いことの反面、選択肢が多くて選べない、または選択を先延ばしにしてしまったり、

「その選択が本当に正しかったのか」と悩んだり、「あっちを選んだほうが良かったかも」と後悔したり。

私自身も先延ばしにしちゃってるなぁ。。。難しいですよね。

リフォーム会社に任せっきりも良くないかもしれませんが、コストや工期など総合的なアドバイスをもらって検討するのも一つかもしれませんね。

 

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