リフォーム済みマンションが、部分的にお客様それぞれの住まい方にマッチしない点もあったりします。

今回はマンション購入+玄関土間スペース造りをサポートしたリフォーム事例のご紹介です。

【購入&リノベーション】
場 所  : 東京都板橋区
築年月  : 2005年(平成17年)2月
専有面積 : 約60平米
間取り  : 2LDK
工事内容 : リフォーム
工 期  : 1ヶ月

■ 間取り ■

お客様からのご要望は主に3つ。

①玄関に車椅子やベビーカーが置けるスペースをつくる。

②キッチン袖壁を開口してリビングに目が届くようにする。

③ダイニングスペースにレールライト設置。

▲▼オレンジの囲み線のお部屋の壁面と玄関収納を解体工事し、玄関土間スペースとすることとしました。

■ 土間スペースができるまで ■

マンションでは玄関入ってシューズボックスが設置されているのが一般的です。

シューズボックスに面するお部屋は、室内側がくぼんだ形状になるにも一般的ですよね。

今回のお部屋の間取では「玄関収納と洋室の一部のスペース」→「玄関土間スペース」が適していると判断
ベッドのサイズと現地の広さを確認して間取りを設計しました。
完成イメージをお客様とも共有してから、いざ工事スタートです。

既存の壁面ラインにそって、壁を開口することができました。

玄関収納も解体したので玄関側からも行き来できる状態に。ここから土間スペース造りとなります。

玄関と居室の床面にはレベル差(段差)があり、車椅子の出入り場所でもあるのでスロープを設けました。

居室側との境に新設した壁面には、換気や明かり取りのため内窓を設置。

居室のプライバシーを守るためチェッカーガラスをセレクト。

壁面に可動棚を付けて、玄関土間スペースが誕生しました。

収納空間としても活用したかったので、上部は物置きスペースに。

居室側から見るとこのように仕上がりました。

■ キッチン袖壁を開口 ■

もともとキッチンシンク前は開口していたのですが、側面に壁があり、リビング全体に目が届き辛い印象がありました。

袖壁全面を取り払えれば開放的でしたが、共用モニターフォンや床暖房の配線経路でもある壁面だったので一部を開口することに。

当初の期待より大きく開口差し上げられなかったですが、お子さまの様子を覗き見ることはできるようになりました。

■ ダイニングスペースにレールライト設置 ■

もともとのダイニングスペースのようす

電気工事をおこない、もともとのダウンライトはそのまま、+レールライトを設けました。

天井のクロスも貼替え、ダイニングスペースの雰囲気を大きく変えることができました。

 

今回の事例は、既にリフォームされてきれいなお部屋でしたが、

プラスαのフォームにより、よりお客様ならではの住まいとなれたと思います。

ご新居でますますお幸せにお暮しなられますようにホームリンク一同願っています。

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