マンションの「管理計画認定制度」と「マンション管理適正評価制度」
~抑えておきたい両制度の違いをご説明いたします~
~抑えておきたい両制度の違いをご説明いたします~
2022年4月から始まったマンションの「管理計画認定制度」と「マンション管理適正評価制度」をご存知でしょうか?
よく知らないのですが、どんな制度なのですか?
「管理計画認定制度」は行政が「一定水準以上のマンション管理である」と認めてくれる制度です。
もう一つの「マンション管理適正評価制度」は何が違うの?
「マンション管理適正評価制度」はマンション管理協会によるもので、認定○か×かでなく、管理状態を6段階で評価するというものです。
行政による認定制度と、マンション管理協会による評価制度ってことですね?
行政はクリアが望ましい一定ラインを示し、マンション管理協会はさらに詳細な評価ランクを用意して、マンションの管理状況や目指すべき水準を可視化しようとしているようです。
認定や評価がマンションの維持管理にどう影響するのでしょうか?
管理の状態は外から見えにくいものですから、外部からの評価が良ければ、売る時などの資産価値向上が期待されますね。
でも管理状況は時間が経てば変わることもあるのではないでしょうか?
その通りです。有効期間があって「認定制度」が5年間。「適正評価制度」は1年間です。詳しい審査項目など知りたい方は「マンション管理適正評価サイト」をご覧になってみて下さい。